SMALL TALKとは?
「天気の話」のような英語で雑談が得意ではない私
幼い子供から”SMALL TALK(スモールトーク)”の極意を教わっています。英語が話せても、話せなくても、英語で雑談が得意や不得意は実は慣れや性格が関係しているかも?と思う今日この頃です。
日本でも、雑談は大事ですよね。スモールトークのフレーズやトピックを知っているだけで、英会話が楽しくなるかも?「学校でお友達と何の話をしたの?」と娘に聞くと、「”I like your hair (髪型いいね)"って、言われた」と言っていました。
確かにヘアスタイルは毎日変わるもので、ちょうど良いスモールトークのトピックでもあり、相手を褒めることにより相手も喜んでもらえます。子供の英語の雑談についつい感動してしまいました。またある日の時は「”I like the cat on your t-shirt (Tシャツのネコ良いね)”と言われた」と娘は言いました。話しかける時に「服が可愛いね」ではなく、具体的にTシャツの猫の絵柄を褒めるのは素敵なことだと思いました。実は子供達は話すキッカケのフレーズがあり、自然にsmall talkができていることに感動してしまいました。大人になるともう少し複雑になってしまいますが、英語で雑談する場合に知っておくと得意なスモールトークのトピックやフレーズがあります。
繊細すぎて伝わらないポイント☟
今の時代はタブーが多いと感じてしまい、何を話したら良いだろうと思ってしまいます。アメリカでは「仕事(給与)・政治・健康・年齢」のことを話すことは何となくタブーとされています。そうなると何を話せば良いんだろうといつも悩んでしまいます。よく知らない相手との会話に困った時は、当たり障りのない天気の話が良いとされています。
天気の話をする時のフレーズ
“Lovely day.”
良い天気ですね。
“What strange weather!”
変な天気ですね!
"I think it may rain."
雨が降りそうですね。
“It's cold/hot today.”
今日は、寒い/暑いですね。
これらは誰に対しても使いやすいとのフレーズだと感じています。合間などの短い時間でしたら、気軽にコミュニケーションを取れていいですが、なかなか話題が続かないのが難しいところです。そんな中、見知らぬ人と自然にパーティーなどで話せる人っていますよね?今回はアメリカで”small talk”に最適なトピックをピックアップして、会話例を紹介いたします。
small talkの時のトピックやフレーズ
1)今、目の前にあるものに触れてみる
A:Wow, look at that big pizza
すごい。あの大きなピザ見てみて!
B:Yeah, it’s a big pizza.
そうですね。大きいですね。
A:But I don’t like pizza! So...I’m going to have the sandwich.
でも、ピザは好きじゃないのよね! うーん・・・サンドイッチにしようかな。
B: Me too. I would rather have a sandwich too.
私もです。私もサンドイッチを頂こうと思います。
2) その時の話題のニュースに触れてみる
A:Did you hear about Jeff Musk buying Gooble?
ジェフ・マスクがグーブルを買収をする話を聞いた?
B:Uh. No.
あ、いいえ。
A:Are you serious? It’s all over the news!
え、本当に? すごいニュースになっているよ!
B:Can you tell me more about it?
もう少し、詳しく教えてくれますか?
3) 自由型質問をして、回答の範囲を制限しない
A:Have you been to Paris?
パリに行ったことある?
B:Yes, once.
はい。一度だけ。
A:Really? I want to visit Paris!
そうなの? 私、パリに行ってみたいの!
B:It’s a lovely place to visit. Are you planning to go?
旅行するのにすごく素敵な場所でした。行く予定ありますか?
私は「帰ります!」というのが苦手で、どのタイミングで言えばいいか迷ってしまいます。そんな時に「そろそろ失礼いたします」などの繊細フレーズがあると相手に察知してもらえていいですよね。意思を相手に伝えたい場合に、私は以下のようなフレーズを使います。
▍繊細ポイント☝
It was nice seeing you. Have a great weekend!
会えてよかったよ。良い週末を!Oh, it's time for me to go. I have to pick up the kids.
あ、そろそろ行かないと。子供たちを迎えに行かないと。Well, I better get going. So nice to see you!
それじゃ、そろそろ行くね。会えて良かったよ!
It was so nice to finally meet you! Thank you for inviting us.
やっとお会いできて嬉しかったです。今日はお招き頂きありがとうございました。
タモリさんに憧れているのですが、私自身いつかは”SMALL TALK”の達人になりたいと思っています。皆様は会話が途切れた時はどのようなお話しをしますか?
「アメリカ人に納得してもらうために」の記事もご覧ください。